どうもパセリです
ハーレーが好まれる理由の1つに
ハーレー独特の鼓動感が挙げられます
この鼓動感が好きで乗られる方も
いるのでは???
今回はハーレーの鼓動についてクローズアップしましょう
ハーレーの鼓動
ハーレーと他のバイクの差はたくさんありますが
特に鼓動と爆音
アメリカから生まれたオートバイです
この迫力たるやいなや・・・
なので今のなお売れ続けて人気のあるオートバイです
ハーレーのエンジンは
直接フレームに載せています
なので独特の鼓動になります
ハーレーに乗ってる〜
という感じが直に伝わってくるので好評を得ていたのですが
高速走行になると
今までは心地の良かった鼓動感だったのが
不快な振動に変わって行きます
心地の良さが裏返り
不快になるなんて皮肉なことでしょう・・・
バランサーの登場
画像引用:https://goo.gl/images/LSQswN
1999年までの車両、つまり
エボハーレーまでのハーレー(ソフテイル)は全部フレームに直接エンジンを乗せる手法を使っていました
しかし、2000年に入り
時代も変わり、エンジンもツインカムになります
その際、ソフテイルのエンジンには
バランサー
なるものが搭載されました
ツインカム以降のエンジンを見てもらえれば〇〇B
という名前がつけられています
これが、ツインカムBというバランサー搭載エンジン
このバランサーはなんとエンジンの振動を100%打ち消してくれます
100%!?
打ち消しすぎじゃない???
やりすぎだよ!!!
このエンジンの振動が良かったのに
という人もビックリの100%除去
というのも、ツインカムになり
エボリューションのエンジンの排気量より大幅にアップしています
パワーアップして余計に振動が増えることになっていたと思いますので
バランサーは必須の物だったと思います
エボリューションまでは排気量が1340ccと
まだこの振動が心地の良いものだったのですが
ツインカムの1500ccオーバーの排気量になると
ずっと不快だったのかな?
と心配になりますねぇ
ミルウォーキーエイトのバランサーは75%カット
ツインカムのエンジンのバランサーは100%
振動を打ち消してもらいます
画像引用:https://goo.gl/images/QpUQRB
これで、振動は決してくれるのですが
肝心の鼓動感も一緒に消してるような気がして
なんともやるせ無い
しかし、新型次世代エンジン
ミルウォーキーエイトのバランサーは振動を
75%打ち消してくれます
つまり25%は振動を残してくれます
これは、もちろんわざと
ハーレーの鼓動をより楽しんでもらおう
という考えから生まれた物でしょう
まとめ
エボハーレーまでのソフテイルにはバランサーがなく
リジットマウントで直接振動が来ていた
ツインカムからのソフテイルにはバランサーが搭載され不快な振動を100%消してくれます
ミルウォーキーエイトの新エンジンのバランサーは不快な振動を75%消してくれて
25%は振動を生かすような作り方
ハーレーの振動や鼓動はとても乗る上で重要な所
その、振動の事もちゃんとハーレー社は考えて
みんなが乗って満足できるようなハーレーを目指していたんですね
振動は乗り手によって感じ方が違います
不快な人もいれば、心地よさだったりもします
そこの部分もわかってハーレー社もいろいろな選択ができるように
しています
自分にあったハーレーを選びましょう