どうもパセリです
ハーレーそれは・・・
オートバイのかっこよさがすべて入った・・・オートバイ。。。。。
ってわけではないのですがw
かなりフィーリング重視のとても面白いオートバイだと思います
そのハーレーの要といってもいいポイントが
迫力ある音
かっこいいスタイリング
単純ですが
ハーレーが人気の理由だと思います
そして、このハーレーのカッコよさが全開の時代があります
それはショベルヘッド時代!!!
画像引用:https://goo.gl/images/TrZJwK
そうそうコレコレ↑
1966~1984年まで生産されていたショベルヘッド
この時代、ハーレーは主力の巨大ツアラーとは一線を画くスポーツクルーザーの
FXモデルを発表し様々なカスタムモデルを世に送り出しました
いまから半世紀以上前に登場したショベルヘッド
この時代のモデルには、今尚多くのファンを魅了してきた実績があります
ショベルヘッド
またの名を
KING OF HARLEY(キングオブハーレー)
なぜこんな根強い人気があるのかを見て行きましょう
人気の理由その① 3拍子サウンド
人気の理由その①
ドッドッドッと迫力のある3拍子サウンド
ハーレーの個性の1つでもある3拍子
その味わい深いサウンドに多くのハーレー乗りが憧れ
現行のツインカムやミルウォーキーエイト
にも3拍子のテンポを求める人は多いのです
この魅惑のドッドッドッのサウンドはショベルヘッドが始まりと言われています
という事は一番ハーレーらしさを出せる味わいはショベルヘッドという事!!!
このテイストが強いと心地の良い鼓動感になり
乗っていてワクワクする乗り味
が楽しめるという事です
そもそもなぜ3拍子がでるのかというと
ハーレーは回転数を下げるとドコトッドコトッという不規則なリズムでアイドリングします
このリズムこそが3拍子と言われています
45度Vツインというレイアウトと
2つのピストンが1つのピンでクランクに連結されているため
2つが非常に近い感覚で爆発してるのですね
この2回の爆発が重なって1回の音のように聞こえてドコトッドコトッと
3拍子のようなサウンドを奏でるのです
そして、ショベルは3拍子の源「フライホイール」が非常に重い
画像引用:https://goo.gl/images/8mkd5g
ボーリングの玉が転がり始めたら止まらない感じに似た
ゴロンゴロンッ
と回り続けるようなトルク感があります
一度スピードに乗ってしまえば坂道だろうかお構いなし
慣性力でグイグイ上がっていきます
このトルク感も合わさって
心地のいい3拍子のサウンドにつながるのですね〜
フライホイールの重さと3拍子の関係性は確かにあって
ショベル以前のナックルやパンも重いフライホイールを使っていたので
3拍子がちゃんと出ています
人気の理由その② 美しいスタイリング
ショベルの人気の理由②
スタイリングが抜群に上品という点が挙げられます
画像引用:https://goo.gl/images/fKnUeo
画像引用:https://goo.gl/images/oNra3q
現代にも受け継がれるハーレーの基本的なシルエットは
ショベルヘッド時代に確立されています
ハーレーの魅力の原点がショベルヘッドには詰まっているのです
美しさのポイントとして
現行のハーレーらしいどっしりとした大柄なポジションも
ショベルでは
スタイリングは変わらずコンパクトになって美しいUP
体に綺麗にフィットするかのごとく
ライダーの体にすっぽりと収まるのです
ガゾリンタンクの容量もコンパクトで無駄がありません
エンジンは振動を抑えるのなんて皆無
これはメリットにもデメリットにもなるのですが
ハーレー乗りと言えば
この粗々しさを乗りこなす
男の中の男
に憧れたはず
ショベルにはこのようなロマンや夢が詰まっているのです
人気の理由その③ エンジンがかっこいい
人気の理由③
エンジンの造形がかっこいいんですw
画像引用:https://goo.gl/images/M3RnLa
これはもう小学生みたいな意見なのですが
これぞハーレーが好きな理由だと思います
単純明解で
アメリカの大雑把な設計などなど笑
難しく考えなくてもそんくらいにシンプルな方がいいんです
ショベルヘッドは壊れやすいの?
ショベルのエンジンのシリンダーは鋳鉄製
つまりは鉄です
その荒っぽさの姿勢もまたカッコよさのポイントだと思っていますw
ハーレーはまたの名を『鉄馬』と呼びますから
ショベルヘッドはその『鉄馬』にぴったりなネーミングです
エンジンが鉄という事は耐久性は上がっているのですが
その分、熱を持ってしまうためオーバーヒート等問題点も多く
振動という名の鼓動感もパワフルです
オートバイは部品が多い機械です
常にブルブル震えていたら
そりゃ何かしらおかしくなりますw
人間でも一緒です
一日中、大声で叫びながら首を振っていたら
頭がおかしくなるのと一緒で←そもそも頭おかしい
致命傷はないにしても
消耗品の減りとかは目立つというわけです
しかしそこはご愛嬌という事で。。。笑
なお、ショベルヘッド以降のエンジンはアルミ製になっており
軽量化や放熱性を高めております
そんなショベルヘッドは個性豊かなハーレー達をたくさん生み出しています
最後に時代と共に華麗なるショベルヘッド達を見て行きましょう
〜華麗なるショベル達〜
1971 FX スーパーグライド
画像引用:https://goo.gl/images/PFyfbs
XLスポーツスターのフォークをFLフレームにつけたFXモデルの第一弾!
しかし、ボートテール(船首部を逆さにしたようなリヤエンドのデザイン)
が不評すぎて1年で姿を消しましたw
1972 FX スーパーグライド
画像引用:https://goo.gl/images/yzSzBC
ボートテールとは別に、スポーツスターと同じ形のリアフェンダーを装着したタイプ
77年のFXSローライダーにつながるスタイリングとなりました
1977 XLCR
画像引用:https://goo.gl/images/YKd8r3
でも書きましたがw
ピースの綾部さんが所持していた
ショベルヘッドのカフェレーサースタイルのハーレー
まじで不評ですぐ姿を消しましたw
1979 FXEF ファットボブ
画像引用:https://goo.gl/images/t72Msv
FXEをベースにしたモデルで、この年の後期から排気量1340ccに増大
分割のデュアルタンク上にはFXSローライダーと同じスピードメーターとタコメーターを
装備しています
1980 FXB スタージス
画像引用:https://goo.gl/images/YJSCjB
ハーレー初のベルト駆動でダイナの原型を確立したモデルです
ここから後の定番のモデルへと受け継がれて行きます
1980 FXWG ワイドグライド
画像引用:https://goo.gl/images/7pjrRy
カスタムシーンの流行を取り入れた大ヒットモデルへとなりました
ファクトリーカスタムとして知られたモデル
ファクトリーとは、メーカーが発表したモデルにもかかわらず
カスタムビルダーが作ったようなモデル
チョッパーのスタイルやテイストをふんだんに取り入れています
1980 FLT ツアーグライド
画像引用:https://goo.gl/images/kS15YP
ラグジュエリーツアラーはここから始まりました。
エンジン、プライマリー、5速トランスミッションを
新設計フレームにラバーマウントした最初のモデルです
1982 FXR スーパーグライド2
画像引用:https://goo.gl/images/YAdwgd
CAD設計の新型ラバーマウントフレームにエンジン、プライマリー、
5速トランスミッションを載せたモデル
H-D史上最高の走りを提供し、後にEVOエンジンを搭載しさらに完成度を高めました。
1983 FXRT スポーツグライド
画像引用:https://goo.gl/images/brkEoC
エアロダイナミックのフェアリングとボックス類
アンチダイナフロントフォークや幅広で分厚いシートなど
FXながらツアラー並の装備を備えた走りのモデルです
この形は・・・・・
そうです。流行しているクラブカスタムの原点ともなるようなモデルなのです
とても、イカついモデルになっています
ショベルヘッドのモデルを見ると・・・
ショベル時代には新型フレームや個性的なカスタム車が数多く作られています
そして、ここから後の定番になっていきました。
現行のハーレーに受け継がれていくショベルヘッドというわけです
憧れのショベルヘッド
一生に一度は乗りたいエンジンです