どうもパセリです
今回はミルウォーキーエイト
2017年モデルからツーリングファミリーに採用された新しいエンジンです
ツインカムから進化した登場したミルウォーキーエイト
なにが進化したのか
ミルウォーキーエイト
画像引用:https://goo.gl/images/CLvQqZ
まず変わった点は4バルブ&ツインプラグ化によってエアフローが50%向上しており
ツインカムだったカムシャフトがシングルカムへと戻されたこともミルウォーキーエイト
の特徴だったりします
う〜ん
よくわからんなぁー
これだけ言われてもよくわかりませんですね
ですがツインカムエンジンエンジンとミルウォーキーエンジンの変更点は
ツインカムはプラグが1本
ミルウォーキーはプラグが2本
ツインカムは2バルブ
ミルウォーキーは4バルブ
ツインカムはカムシャフトが2本
ミルウォーキーはカムシャフトが1本
ということが分かりました
ここの変更点でどうなるかを深く探っていきましょう
プラグの1本→2本によって変わったこと
画像引用:https://goo.gl/images/jxiiPu
まずミルウォーキーエイトはツインカムよりアイドリングが低く設定されています
そのアイドリングを安定させるためにツインプラグにしているんです
ですがツインプラグ化はショベル時代からされていました
しかし当時のエンジンではレスポンスが良すぎて低速ではぎごちない走りだしで
そこが問題視されていたのですが
今の技術ではもちろんそんなことはなく
低速でも安定した走りだしができるようになったのです
シングルプラグの場合は燃焼が不十分で生ガスが排出される可能性があり
いまの排ガス規制も掻い潜れないことにもなるのでそれを狙ってのこともあるかと思われますね
ツインプラグ場合は混合気が安全燃焼してクリーンな排ガスで
ガス規制もバッチリ
そしてアイドリングが安定して中低速のトルクが増し
レスポンスが良くなるメリットがあります
いいことずくめのツインプラグなのですが
いまの技術があっての所業
昔の技術では扱いきれなかったんですね
2バルブ→4バルブよって変わったこと
画像引用:https://goo.gl/images/3n4K4T
バルブというのはエンジン内部の燃焼室に配置された弁のことです
この弁の開閉で燃焼ガスを燃焼室から排出します
V-RODからストリート750を除いて、ハーレーダビットソンのエンジンは今まで2バルブでした
2バルブだと
一本のバルブ大きくて長く
効率がいい吸排気だとバルブは大きいものが求められてきます
4バルブだと
一本のバルブが小さくて短い
4本もあるのでバルブを大きくしなくても
たくさん吸ってたくさん吐き出せる状態が作れるわけなのです
次世代のエンジンなので
確実な安全性を狙っての4バブル化だと思います
カムシャフトが2本→1本によって変わったこと
画像引用:https://goo.gl/images/9U2ErB
画像引用:https://goo.gl/images/m5ooQp
カムシャフトは先ほど説明したバルブの開閉を制御するのに重要なパーツです
そして従来のツインカムは複雑な作りでした
構成パーツが多く動きがいいぶん
コストがかかっていたんです
ここで4バルブによって繊細になったヘッドにたいして
複雑な作りのツインカムではなく
構成パーツの少ないシングルカムで対応したっていうことだと思います
こちらもシングルカムにして
安全性や信用性を高めた結果だと思います
とここまで
ミルウォーキーエイトの説明をしてたのですが
実際に評判はいいのでしょうか???
実際に乗られた方の感想を言いますと
よくも悪くも抵抗がないハーレーと行ったところでしょうか
新エンジンなので
低速でも高速でもなんも抵抗もなく
スムーズに走り出せます
そして振動も深いな振動は全て消し去り
非常に乗りやすいハーレー
なんの不安も消し去ってくれた現代のハーレーということです
ですが・・・・
ハーレーダビットソンってこんなオートバイだっけ?・・・
となるハーレーということですね
非常に優等生なハーレーということですかね
ハーレーに乗れて不安もない
ということは昔では考えられなかったことだと思います
世の中便利な時代になりました
ハイテクになって行く時代
どんどんバイクも進化していきます
時代の波に淘汰されないように
自分の芯を持っていきたいです
ミルウォーキーエイトのモデル
2017年型ウルトラリミテッドロー
ツインクールド・ミルウォーキーエイト107搭載。
画像引用:https://goo.gl/images/r6xi1q
いまはツーリングファミリーのみですが
百聞は一見にしかず
一度はライドして見たい車種ではあります
これで日本一周してみとぉございます